後漢書〈第8冊〉列伝(6) (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は范曄撰、李賢注『後漢書』に訓読と注釈を施したものである。
内容(「MARC」データベースより)
後漢王朝の命運に大きな影響を及ぼした党錮事件と黄巾の反乱が勃発。董卓伝や袁紹伝など『三国志』とも交錯する人々を描く。
陸放翁鑑賞 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
本書で鑑賞の対象とされた陸放翁(一一二五‐一二一〇)は、名を游といい、放翁はその号、中国南宋時代の詩人である。放翁在世の当時、中国は領土の北半を異民族の国家金によって占領されていた。放翁は祖国の失地恢復を一生涯うたいつづけた愛国詩人として知られる。また一方、不遇な政治生活の果てに、晩年には農村での隠遁生活を強いられ、田園生活の諸相を微細に日記風に、そして大らかに牧歌風にうたった詩人としても、評価は高い。河上肇は出獄(一九三七年、五八歳)の後、これまた強いられた隠遁生活のなかで、陸放翁の作品に出会い、傾倒する。一万首に近い作品を収める詩集を読破しただけでなく、それらのなかから約五百首を選んで評釈を加えた。それが本書である。
内容(「MARC」データベースより)
出獄後、強いられた隠遁生活の中で河上肇が出会ったのは、やはり強制的に隠遁生活を送らされた中国南宋時代の詩人・陸游の作品だった…。田園生活の諸相をうたった500首の評釈を収録。82年刊「河上肇全集 20」の再刊。
中国の古代文学〈1〉神話から楚辞へ (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
中国文学の原点である『詩経』と『楚辞』の成立、発想、表現を、『記紀万葉』と対比し考察する。古代共同体的な生活が破壊され、封建制が根付いたとき、人々はそれぞれの運命におそれを抱き、そこに古代歌謡が生まれた。この巻でとり扱った時期は、古代中国人が神を発見し、また失う過程を示すものである。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
白川 静
1910(明治43)年福井県生まれ。立命館大学名誉教授、文字文化研究所所長。43年立命館大学法文学部卒。84年から96年にかけて『字統』『字訓』『字通』の字書三部作を完成させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
司馬遷―史記の世界 (文庫)
メタローグ
武田泰淳(1912―76)は竹内好の盟友だった。本書も『魯迅』と同じ叢書の一冊として書かれた。それが共に2人の代表作となるところに、文学創造と時代との深い関係が浮かび上がる。今回選んだ本の多くに、戦争の影が色濃く射しているのも、なにがしかの理由があろう。戦争と言えば、本書が取り上げる史記の作者も、戦乱の世を生きた。宮刑という男子として究極の辱めを受けながらも人間の歴史を書き続け、したたかに生き抜いた男の姿は、愛する中国との戦闘にかり出され、やがて転向の屈辱を味わった作者の自画像とも重なり合う。「忍び得ぬ悲しみをもって世界全体を見守った」のは、泰淳その人でもあった。(宮川匡司)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.
内容(「BOOK」データベースより)
「司馬遷は生き恥さらした男である。」に始まる本書は、武田泰淳の中国体験もふまえた戦中の苦渋の結晶であり、それまでの日本的叙情による歴史から離れて、新たな歴史認識を展開した。世界は個々人の集合であり、個の存在の持続、そして、そこからの記録が広大な宇宙的世界像と通底する。第一篇「司馬遷伝」、第二篇「史記」の世界構想。
三国志人物外伝 亡国は男の意地の見せ所 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
二世紀の終わり、中国は群雄が割拠する争乱の時代に突入、三世紀初めには魏の曹操、蜀の劉備、呉の孫権の三雄が国を建てて覇権を争う三国鼎立時代が訪れた。この怒涛の時代を描いて人気の高い小説『三国志演義』の元となったのが、三世紀末に陳寿が著した正史『三国志』。そこに登場する多士済々な群雄たちの行動と事績を興味深いエピソード別に分類・紹介し、乱世に生きた男たちの人物像を生き生きと描き出す。
内容(「MARC」データベースより)
曹操、劉備、孫権、諸葛亮、関羽、司馬懿等々、正史「三国志」に登場する多士済々な群雄たちの行動と事績を、興味深いエピソード別に分類・紹介し、乱世に生きた男たちの人物像を生き生きと描き出す。
三国志演義〈4〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
赤壁の戦いの後、孫権と劉備の関係は急速に険悪となるが、劉備と孫権の妹との政略結婚が成立した。また曹操は大敗にもめげず北中国の支配基盤を固める過程で、謀殺された父の報復に燃える西涼の馬超と壮絶な戦いを繰りひろげ、これを撃退する。その後、劉備は確実な拠点確保のため軍勢を劉璋の蜀にすすめ、二年半の歳月をかけて攻略しついにその支配者となり、曹操は漢中を平定して魏王となった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井波 律子
1944年富山県生れ。1966年京都大学文学部卒業。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
中国古典「一日一話」―世界が学んだ人生の参考書 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、中国古典のなかから主なものを十二冊選び、そのなかから人間学の真髄に迫った言葉を取り出してわかりやすい解説をつけている。
内容(「MARC」データベースより)
人間的魅力、強さ、賢さ、そして生きる知恵…。永い時を生き抜いてきた中国古典には、すべての「答え」がある。ひとつ上級の生き方ができる180の知恵と教え。97年刊知的生きかた文庫版を単行本化。
史記〈下〉漢武篇 (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
本篇はいわば侵略戦争に起因する統制経済のふかい爪あとである。大漢帝国を支配する武帝が、はじめて天の子として大見得をきる舞台の、裏側をこれはまざまざと見せてくれる。
内容(「MARC」データベースより)
美徳と悪徳、高潔、猜疑、寛容…。長い歴史の中で、人間はどのように生きてきたのか、そして将来はどのように生きていくのか。「史記」に普遍の姿を探究する。78年刊の再刊。〈ソフトカバー〉
西遊記〈7〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
火焔山の炎を収め、祭賽国を乱す妖怪を捕えた一行の行く手を、次にさえぎるは荊棘嶺。八戒はおおまぐわを振りまわし、悟空とともに茨をかきわけ、夜を日に継いで師匠を導く。またも日が暮れかかる頃、馬から降りた三蔵を、一陣の妖風がさらう。
西遊記〈8〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
三蔵みずからお斎をもらいに向かった家は、七匹の女妖の住む盤糸洞。ようよう救い出されるも、黄花観で八戒、悟浄ともども毒に倒れる。その効きめたるや、三日のうちに骨も髄も腐るという。悟空はひとりなす術もなく、せつない思いで涙にくれる。
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